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    ■43■ 訳あり商品の見分け方(6) 【未仕立て品 <2:色ヤケのチェック(反物編)>】

    • 2011.04.25 Monday
    • 22:36
    JUGEMテーマ:着物 きもの


     色ヤケとは主に紫外線によって地色や模様が退色したことを指します。
     まれに保管中のガスによる変色も見られますが、
    今回は長期間の展示が原因のものについて掘り下げてみましょう。

     ヤケ変色がひどい場合は、直らなかったり直せても高額な費用がかかったりと、
    このあたりが訳ありになった原因ではないかと考えられます。


     そうですね。
    先生もご存知の通り、私も経験あります。
     「訳あり」をうたった格安の商品で、難があるのを承知(お直しするつもり)で購入しました。
    先生に直していただきましたよね。未仕立てですが上前に大きなヤケのある振袖。(苦笑)
     上前だけに柄があり、あとは無地というシンプルな振袖でしたので、
    袖を詰めて色留袖として再生したのでした。大宮華紋も入れていただいて。
     ひどいヤケを、素人判断でお直しお願いしてしまいましたが、
    「これは酷いなぁ・・・」と仰りつつも魔法のように直していただきました。
    その節はご面倒おかけしました。

     それ以来その安心感から、少々の難ありは「スペシャリストがついてるから〜」なんて
    多少、気にならなくなってる自分がいたりして。(汗)
     先生にはご迷惑かけてます。すみません・・・。


     そう言えばそんなことがありました。小夏さんからの最初の仕事でしたね。 
     それでは対象となる商品を、反物と仮絵羽とに分けてお話していきましょう。


     はい!よろしくお願いします。


     では今回は反物の色ヤケ、チェックポイントについてです。


     色無地(反物)
     四丈物(表生地三丈+八掛一丈)の場合は、
    表地と八掛の境目で折り返し、その部分を出して展示することがあります。
     まずこのあたりを十分チェックしてください。

     ヤケ変色箇所は、変色していない部分と比べてはじめて発見できます。
    反物を広げるスペース確保が必要です。
     
    変色箇所が中に巻き込まれていることもあるため、
    反物の入り口はもちろん
    のこと、中まで十分チェックを忘れないようにして下さい。


     小紋染め着尺(反物)
     反物の入り口が変色していることが多いです。
    中には入り口から一丈もの広範囲に渡って変色しているものもあります。
    時には
    反物の途中で折り返して展示してあることもあるため、
    一応全体のチェックが必要
    です。

     これら色無地、小紋染め着尺の反物のヤケが発覚した場合、
    仕立ての際の裁ち合わせ次第で、お召しになるのになんら問題ない場合もあります。

     それには、変色していない方から寸法を無駄なく取り、
    残り生地(裁ち出す部分)に変色部分をあてます。
     どうしても隠せない場合は下前身頃(右前身頃)にもってくれば、
    着用時には殆ど分からなくなります。

     仮にヤケ直し加工を必要とした場合でも、
    仕立て上がれば下前身頃は外から見える面積が少ないため
    加工料金は比較的安価で済まされます。

     上手くいけばお買い得品にあたる確率は高いのではないでしょうか。
    どちらにしても機転を必要としますので信頼のおける仕立屋さんにご相談下さい。
    もちろん当社でもご相談を承っておりますので、お気軽にお尋ね下さい。


     付下げ着尺(反物)
     反物の入り口から片袖、片身頃と変色していることが多いです。
    つまり
    右袖、上前(左前身頃)。広範囲だと左後身頃まで退色していることがあります。
     付下着尺の色ヤケチェックは、左身頃の脇の合い口と、
    上前身頃とおくみ付けの合い口の3枚を必ず合わせて下さい。
     
    付下げ着尺の場合は色無地や小紋のように
    生地裁断時のやり繰りで隠せることはありません。
    ご購入の前に十分ご検討下さい。


     以上の項目が反物の色ヤケのチェックポイントです。
    ヤケがひどいものは反物の耳(側面)、また
    反物の入り口の裏面も汚れやヤケがあります。
     お仕立てに差し支えがなくても、ヤケの程度の目安になります。
    芯木棒の汚れも目安になることがありますので、この点にもご注意下さい。


     柄を見せる為に致し方ないとはいえ、お店で展示されてる間にもヤケは起こるのですよね。
    長く保管されていたものなどは耳から黄色く変色が見られることもあります。
    仕立てに預かった着尺にも時々見られる難です。
     微妙な色の違いの為、出来上がった時に隣り合う箇所の生地同士を並べて見てみないと
    ヤケに気付かない場合もありますよね。

     お店で反物を目一杯広げるというのは、消費者の側からするとやりにくいですよね・・・。
     購入してすぐ、そのお店で仕立てに出すなら、
    お店の側で対処してくださる場合が多いとは思いますが、
    その時は安いからと購入だけしておいて、時が経ってから仕立てに出す場合は要注意ですよね。
     仕立てる時になって着用に差し支える難が見つかっても、
    購入したお店ではもう対処してもらえないかもしれないですから。


     う〜ん、そうですね。
    まず、お店では簡単に対処できないから「訳あり」になるというケースが多いんじゃないのかな。
    訳ありの箇所を確認できれば一番よいのですが…
     どちらにしても、難が見つかれば購入先に即相談ですね。


     そうですね。なぜ訳あり価格なのか、
    その箇所が分かりやすいよう、提示してあればよいのですよね。


     それから最後に、
    もしガード加工をかける場合は、
    仕立て上がって、全てのチェックを済ませてからにして下さいね。



    次回は、「■44■ 訳あり商品の見分け方(7)
    未仕立て品 <3:色ヤケのチェック(仮絵羽編)>」です。お楽しみに!

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    ■42■ 訳あり商品の見分け方(5) 【未仕立て品 <1:シミのチェック>】

    • 2011.04.18 Monday
    • 22:07
    JUGEMテーマ:着物 きもの

     

     新品で未仕立てなのにも関わらず、
    格安で売られている大半の商品には何か理由があります。
     倒産品や単に古いなどその理由は様々ですが、
    その訳を表示していない場合や販売側も気づいていない難物など、
    仕立て上がるまで発覚しにくい場合が多々あります。

     どちらにしても後にトラブルにならぬよう
    購入の際には十分なチェックが必要ですね。



     安く購入できるのは嬉しいですが、
    安いのには安いなりの理由があるのですね。



     そうです。では本日から数回に分けて
    そのチェックポイントについてお話していきましょう。
    項目は以下の4つです。


     シミのチェック

     色ヤケのチェック

     染ムラのチェック

     緑青のチェック


     それでは、始めましょう!

     シミのチェック
     シミは比較的見つけやすいため、まず一番のチェックポイントとなるでしょう。
    しかしシミと一口に言っても様々なものがあり、
    簡単に直せるものもあればかなり困難な場合もあります。
    特に訳あり商品については十分なチェックが必要です。
     直すのに困難なものとは、変色した古いシミなどです。

     
    付いた当初は見えないモノでも、そのほとんどはやがて黄色く、
    進めば茶色っぽくなってきます。

     またそのような変色ジミの予備軍についても気をつけなければなりません。
    そして多くのシミは熱をかけることにより、落としにくくなりますからご注意ください。


     では具体例をあげてみましょう。


     カビ
     最初は表面に白く粉が吹いたように出ます。
    この段階では水洗いなどで綺麗に落ちてしまいます。

     しかし気がつかずにおくと時間と共に黄色くなり、やがては茶色に変色してきます。
    そうなれば漂白を必要とし高額な補正作業になってきます。

     特に織物の多くは漂白による直しが困難であるため、
    生地の両面にわたる十分なチェックが必要です。



     汗染み
     汗は乾けば見えなくなるということから、軽視されることが多いのです。

    未仕立ての着物とはいえ油断は禁物です。
    何故ならお店や展示会での試着の際に付着することも多々あるからです。

     仮絵羽もののチェック箇所は、まず両胸の袖付け下あたりです。

    変色してなくても水型のようなものが見えれば要注意です。
     
    反物といえども安心はできません。
    小紋や付下げなども着物の形に試着できますから要注意です。
    お買い物される皆さんも試着の際には十分お気を付け下さいね。

    変色するまでの汗は水洗いで落とせますが、変色してくるとそう簡単にはいきません。


     口紅、ファンデーション
     これらも試着時に付く可能性が高いため、新たに付けないようご注意頂きたいものです。
    しかし化粧品の油性のシミはベンジンやシンナーなどで落とすことができるため、
    その多くはさほど問題ではありません。



      血液
     知らない間に手を怪我していた。こういう時にうっかり付けてしまします。

    付いて直ぐなら水で簡単に落とせますが、ここはプロに任せること!

     下手をすると、水により血液が染まり込み、
    生地は膨潤(ふやけ)をおこし擦れて直らなくなります。

     さらに気をつけないといけないのは、
    時が経ってなくても熱をかけると落ちにくくなるということです。
     購入後の
    湯のしやアイロンは禁物です。
    体液など動物性タンパクは、熱によって固まる性質があります。
    決してお湯などでも洗わないで下さい。

     
    クリーニング店でも着物専門でないところでは、
    シミが落ちないままアイロンをかけてしまうという事例はよくある
    ことです。


    お店選びも慎重に行ってくださいね。


     はい!


     次回は、「■43■ 訳あり商品の見分け方(6) 
    【未仕立て品 <2:色ヤケのチェック>】」です。お楽しみに!



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    お知らせ『家紋のいろは』

    • 2011.04.17 Sunday
    • 09:48
    JUGEMテーマ:着物 きもの
    中日新聞サンデー版1   中日新聞サンデー版2   中日新聞サンデー版3

    本日4月17日発行『中日新聞』『東京新聞』サンデー版に掲載の
    家紋特集「家紋のいろは」ページを
    当ブログ講師Dr.景こと森本景一さんが監修されました。
    家紋の歴史から、分類、現在の実情まで、見開きカラーで情報満載です。

    中日新聞  (愛知、岐阜、三重、滋賀、福井、長野、静岡)
    東京新聞  (東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城)
    北陸中日新聞(石川、富山。県民福井は福井です)

    お手に取られることがありましたら、どうぞご覧下さいませ。


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    ■41■ 訳あり商品の見分け方(4) 【アンティーク・リサイクル <洗い張りの注意点>】

    • 2011.04.11 Monday
    • 22:28
    JUGEMテーマ:着物 きもの

     

     では今回はアンティークなど、かなり古いものの解き洗い張り(水洗い)についてです。

     帯などの織物を水に浸けるのがタブーなのは皆さんもご承知と思います。
    しかしアンティークとなると染物でも安心はできません。

     アンティークは、第一に生地の劣化問題が挙げられるため十分な注意が必要です。
    湯のしや洗い張りなどで生地が裂ける危険性が大きいのです。
    カビの臭い消しとはいえ、うかつに水につけるのは非常に危険なことなのです。

     また生地の劣化以外に、
    アンティークの友禅染めは顔料(水彩絵の具)を用いた仕上げを施したものが多く
    それらは水洗いで取れてしまったり、泣く(にじむ)恐れがあります。

     例えば、植物柄の細かい部分や細いライン
    松の荒枝(あらし)や花の葯(雄しべ、雌しべなど)。
    また人形柄・人物柄の顔や着物のラインなどです。

     業者でさえも経験が浅いと、
    うっかり失敗を引き起こしかねない
    ので十分な注意が必要です。



     え!!
    アンティークの友禅には、水につけると泣いてしまうものがあるんですか!!
    それは充分に注意しないと危険ですね。
    ん?でも・・・それじゃ、当時の人はどうやって洗ってたんですか?



     高価な手加工の友禅染めは水に浸けて洗うようなことは考えてなかったかもしれません。

    刺繍を施したものが多いことからも、

    当時の高級ものはプロによる部分的なシミ落とし作業が主であったと思われます。

     

    その点、織の着物や羽織、型友禅(例外あり!)は水に浸けても大丈夫です。



     高価な手加工というと手描き友禅ですよね?
    手加工と型友禅の見分け方ってどうなんでしょう?



     そうですね。
    言葉や文章でお伝えするのは少し難しいかもしれませんが、
    できる限り説明してみましょう。



     はい!よろしくお願いします。


     型染(板場染め)は、反物を板に貼り、
    色別に何枚もの染型の上から、染料に溶いた糊をヘラで乗せて染めます。
     染料糊は生地の裏まで浸透しないため、色は裏まで染まりません。
    従って裏を見れば型染だということが一目で分かります。



     なるほど。一目瞭然なのですね。
    あ。でも、仕立て上がりでは裏を見ることは出来ませんが・・・。



     板場染めの見分けは簡単です。
    決め手は同じ文様が繰り返されていることです。
    当時は今の小紋とは違い、文様はかなり大きいですが連続文様には変わりありません。
     肩や袖の山で文様の向きが変わったり、また合口が合わないのも決め手です。

     次に型友禅の特徴のひとつに、
    模様の周りの糸目(白いライン)の幅が揃っていないことが挙げられます。
     これは板場染(生地を板に張って染める)であるために起こる型のズレが原因です。
    文様の色もずれてはみ出していることもあります。
    注意をすれば直ぐに見分けが付きますよ。

     手加工では同じ模様の繰り返しはありません。
    糸目の幅は揃って、彩色にも深みがあります。

     また数多く見ることで、型友禅の文様は裏まで染まっていない分
    色目が浅いということも分かってきます。
     いずれにしても今の染物にはない特色が見られるのもアンティークの醍醐味ですね!



     なるほど。見方が分かっていれば、誰でも見分けることが出来るのですね!

    先生!それでは、例外として水に浸けられない型友禅って、どんなものなんですか?


     そうそう、これ大事なんですよ。

    この時代の型友禅は手加工と融合させたものもよく見受けられます。

    型染でも刺繍や金加工、また水性顔料を使った仕上げの施されたものも少なくありません。

    この場合は手描き友禅と同様の扱いが必要となります。

     


     なるほど!

    アンティークはその性質をよく理解していないと危険なのですね。

     

    お手入れに預けるなら、先生のようにアンティークの性質をよく理解した、

    経験豊富なプロにお任せするのが1番ですね!!



    次回は、「■42■ 訳あり商品の見分け方(5) 
    【未仕立て品 <シミのチェック> 】 」です。
    お楽しみに!



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    ■40■ 訳あり商品の見分け方(3) 【アンティーク・リサイクル <仕立て上がり品>】

    • 2011.04.04 Monday
    • 23:03
    JUGEMテーマ:着物 きもの

     

     


     アンティークやリサイクル品の人気はまだまだ続いているようですね。
     特にアンティークは着物雑誌やブログなどに着こなしや、古布のアイデア商品も紹介され、
    新たな魅力で私達の目を楽しませてくれています。



     そうですね。
    一時は凄いブームでしたけど、まだまだ人気のようですね。
    着物としてそのまま楽しむほかに、洋服へのリメイクや、小物、インテリアなど、
    素敵なアイデアが沢山見られました。
     その主な魅力と言えば、現代では見られない色使いや柄でしたよね。
    どうしてあの時代は“今にない楽しい着物”などが作れたのですか?



     それはね、明治期に洋装が浸透してきたことにあるのですよ。

     

    日本国中が外国文化に目が向く中、和服業界のとった手段が模様の大きな改革です。

    それは絵画的であったり、またその時代を反映した大胆な模様であったり。

    アールヌーボーやアールデコの影響も大きいですね。

    大正ロマンや昭和モダンという言葉、聞いたことあるでしょ?

     

    化学染料が輸入され、それまで出なかった鮮やかな色も可能になり街は華やいだことでしょう。

    当時の着物は私達に、その時代の遊びの心をたっぷりと満喫させてくれます。

     また現代にはない加工方法や生地なども魅力の1つでしょうね。
    さらに、時代を経ることで起こる“染加工の退色というマイナス面”
    「一つの味」として人々を魅了する要素じゃないでしょうか。



     退色!そう。そうですよね!
    当時、目の覚めるような鮮やかさだったものが退色して・・・
    それを見た私たちが「いいわぁ」と言っている場合もありますね。
     同じ着物を見ていながら、昔の人と私達とでは違う色合いで喜んでいる。
    面白いですよね。



     そうですね、作者の意図とは違うところで感動しているのですから。                  

     

    建築物や仏像などもそうですよね。制作当初はきらびやかな極彩色でした。                          
     あの有名なモナリザも制作当初はかなり明るく鮮やかだったのですから、
    今のファンはどう感じるのでしょうね。


     さてアンティークですが、着用となれば様々な問題点が現れてきます。
    その問題点とは大まかに分けて 「生地の劣化」 「サイズ」 「カビやシミ」 の3つです。
     アンティーク品は「万が一着用できれば儲けもの」
    もし着用できなければ鑑賞用、あるいは古布として形を変える。
    これくらいの覚悟は必要
    でしょうね。



    劣化の問題

     第一に生地や縫い糸の劣化があげられることから、衣料としての価値は低くなると思われます。
    その多くは洗い張り(解いて水洗い)に絶えられず、
    破れる危険性と隣り合わせだということを忘れないで下さい。
     もちろん着用時にも気をつけなければならないのは言うまでもありません。


    サイズの問題

     現代の女性は平均的に体格が良くなり、
    特にアンティークものでは全般的に裄や身丈が短いのが問題になってきます。
    昔のものは生地巾も狭く仕立て替えにも限度があります。


     ◇寸法出しの注意点◇

      表裏、縫いしろが十分あるかどうかの確認。
     裏地は薄いので光に透かすことや感触などでは分かりにくいので注意。


      解く時に破れないように注意。

      縫込みの中の色を確認。
     光に当らない部分(縫込み部分)は退色が進み難いため、
     幅出しした分、表に出ていた生地と色の違いが出てくる場合があるので注意。


      折り山が摺れて傷になっているため、
     元の縫い跡の筋が消えにくいことが多い。ヘラ跡についても同様。


    カビやシミの問題

     カビは表面に白く出た段階なら洗い落とせますが、
    黄色から茶色や黒に変色したものを綺麗に直すのは容易ではありません。

     シミについても同様で、変色が進むと直せないものや、
    直せても高額な費用がかかることもあります。



     以上はリサイクルにも当てはまります。
    ご購入の際にはその点の検討も必要ではないでしょうか。



     そうですね。
    アンティークやリサイクルの場合、生地が作られてから経た年月もありますし、
    着用されていたものの方が多いでしょうから、
    生地の傷み・汚れ・退色は確実に注意すべき点ですよね。

     シミや汚れ・カビというと、「洗い張りを・・・」と、まず頭に浮かぶのですが、
    アンティークのように、作られた時代が古いもの、また作られてから年月が経っているものは
    生地の劣化の他にも注意する点があるのでしょうか?



     はい、生地の劣化の注意はもちろん、
    アンティークにはアンティーク特有の注意点があるのですよ!
     

     え!?アンティーク特有の注意点ですか?


     そうです。では、それは次回ということで。



    次回は「■41■ 訳あり商品の見分け方(4)
    【アンティーク・リサイクル <洗い張りの注意点>】 」です。
    お楽しみに!


     

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