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    ■6■ 水性のシミの落とし方

    • 2010.06.28 Monday
    • 00:48
    JUGEMテーマ:着物 きもの
     

     Dr.景です。
    さて、今日は水性のシミ落としについて話しましょう。

    小夏さんは食べ物や飲み物など水分を含んだシミが付いた時、
    濡れたおしぼりやハンカチなどで拭いたり、押さえたりしたことはありませんか?



     は〜い!ありま〜す!!



     あかん! それは間違いや!!




     
    ・・・・・。





     はい、気を取り直して。
    応急処置の場合は必ず乾いた布やティッシュペーパーを使いましょう。
    その理由とは・・・


     その理由とは?


     水は必ず乾いた方に移動するということをまず頭においてください。
    シミ落としとは、
    水によって溶けたシミを水と一緒に乾いた別の布などに移動させる
    ということなのです。
    因みに私は、何度も水で洗い使い込んだ木綿のさらしを使っています。


     なるほど!”水は乾いた方に移動する”ですね!


     絹は水を含むとふやける(膨潤)性質があるのはすでにご存知ですね。
    (■4■ 摩擦における生地のへ損傷参照)

    水性のシミは水によって溶け、落としやすくなるのですが、
    同時にふやけた繊維の中にも浸み込みやすくなるということです。
    シミ落としの極意は、シミが水によって溶け、落としやすくなったところで、
    繊維にしみ込むまでに生地から放してしまうことなのです。

     もちろんこれには熟練したシミ落としの技術を要します。
    下手をするとシミが繊維に染まり込み、生地はスレを起こし、
    おまけに染めの色まで剥げてしまいますからね。


     う〜ん。水での作業は難しいんですね・・・。


     そうでしょう?
    では今日のまとめです。

    シミが付いたら落とそうと思わず、これ以上広がったり染み込んだりさせない、
    というところで留めること。


    それには、乾いたハンカチやティッシュペーパーなどで吸い取るように押さえること。
    (決して擦らない!)

    そして後は着物専門店に持ち込みましょう。
    その際に、
    付いた物が分かっていればできるだけ詳しく伝えてくださいね。



    次回は、「■7■ 柔軟加工とは」です!




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    ■5■ 水型への対応、応急処置

    • 2010.06.21 Monday
    • 22:15
    JUGEMテーマ:着物 きもの
     

     Dr.景です。
    では水性のシミ落としについて少しずつ話を進めることにしますね。
    今日は水型についてです。


     先生。よろしくお願いします!


     はい、では始めます。
    水によってできるシミは、単に水型(ウォータースポット)となる場合と
    生地に含まれている不純物が水によって移動し、輪ジミとなる場合があります。
    後者は染の染料が弱い場合。また染の仕上げや補正に用いられた染料など
    十分に定着していなかった分が移動する場合です。

    そしてもう1つ。
    昔に比べて近年の着物は、どうも水型が付きやすくなってきているようで、
    その理由のひとつに柔軟仕上げ剤が挙げられます。

    近年は地染めの仕上げに柔軟液に通すことがよくあり、
    言い替えればこれは生地に新たな不純物を残す結果となります。
    この柔軟液が水やベンジンによって溶け、輪ジミや型を付けてしまうのです。

    水で付いた型なら水で、ベンジンで付いた型ならベンジンで
    再洗いをすれば直る訳なのですが、この場合は我々プロの領域になります。


     そうなんですか!
    最近の着物は水型が付きやすくなってるのですね・・・。
    柔軟仕上げ剤とは、文字通り生地に柔軟性を持たせるための物ですよね?
    なぜ近年はそのような物が使われることが多くなったのでしょうか?


     この回答は次回にしましょう。これだけで話が終わってしまいそうなので…。


     了解です!では次回に。


     では、幸いにも不純物の移動ではなく、単に水がついた場合の対処法です。
    手洗いや食事の際に2〜3ヵ所飛んだくらいなら、即座に手の平を当ててください。
    わずかな水型なら程よい体温で消えてしまいます。
    コツは手の温度が下がらないよう、手の平の位置を頻繁に変えることです。
    但し自分でできるのは前身頃で、しかも手の平に収まる程度ですね。

     突然の雨などで広範囲に付いた時は千手観音さまにお願いしましょう。
    千手観音さまがお断りになれば、やはり着物専門店に任せることですね。


     せ、千手観音さまですか!?


     うっかり水が付いた場合、
    くれぐれもハンカチなどで拭かない(擦らない!)ように!
     

    スレになりますよ!!


     これ、慌てて頭が真っ白になってると、ついついやってしまいますね。
    水が掛かってもハンカチやおしぼりで拭かない(擦らない)!!
    慌てず騒がず、手の平の温度で消していけばよいのですね。
    そして、広範囲に付いた時は千手観音さまに・・・。
    ニヤリ。


     おいおい・・・。

    次回は「■6■ 水性のシミの落とし方」です。
    つまり応急処置です。



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    ■4■ 摩擦における生地への損傷

    • 2010.06.18 Friday
    • 23:41
    JUGEMテーマ:着物 きもの

     

     Dr.景です。
    さて、今日は摩擦における生地への損傷について詳しく説明しましょう。
    分かりやすいように整理してみるね。

    以下各項目の損傷への対応策はプロによるものであり、
    ご家庭で容易に出来る作業ではありませんので、実行なさらないようお願い致します。


     はい!景先生よろしくお願いします。


     【生地が水分を含んだ状態での摩擦】

     スレ
            

      絹は水分を含むとふやけ(膨潤・ぼうじゅん)傷がつきやすくなる。

      摩擦で繊維の表面がめくれ、毛羽状(毛羽立ちとは異なる)になる。

      正面からは見えにくく、斜めから白っぽく見える。

      上から色や柔軟剤を乗せることで多少見えにくくはなるが、根本的解決ではない。



     【生地が乾燥状態での摩擦】

     ヘタリ(アタリ)

      摩擦や圧力がかかり生地の表面が押され凹んだ状態。

      スレとは逆で正面からは白っぽく、斜めからは濃く見える。

      蒸気を当てることで、ある程度は戻せる。




     チョークマーク(業界用語)

      染の工程で生地に不純物が残り、生地の表面の弾力性が悪くなって、
      わずかな摩擦でも白ける。

      ヘタリ同様正面から白っぽく見える。

      蒸気を当てることや、十分乾燥させて表面をブラッシングすることで見えなくなるが、

      あくまで一時的なものであり、根本的な解決法ではない。




     毛羽立ち

      乾燥状態での
    摩擦で繊維が縦に裂け、セリシン中にある分離繊維が表面に現れた現象で、
      毛玉(ピリング)の原因になる。


      

     いかがでしたか?
    同じ摩擦でも生地の状態で様々に現象が変わってきます。



     摩擦による生地の損傷・・・角度によって見えたり見えなかったり、
    その見え方も原因によって様々なんですね。
    生地が水分を含んでいる状態での摩擦は厳禁と教わりましたが、
    乾いた状態での摩擦でもトラブルが発生するのですね。



     因みに仕立て時の「へら」はアタリに属します。
    あえて傷を付けて目印にするのですね。



     なるほど。
    仕立て時のヘラ(印しつけ)が「アタリである」というのは納得です。



    次は、「■5■ 水型への対応、応急処置」です。




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    ■3■ 油性と水性、シミの違い

    • 2010.06.15 Tuesday
    • 23:24
    JUGEMテーマ:着物 きもの
     

     小夏です。
    前回、衿汚れの落とし方の中で景先生が、汚れには油性と水性があり、

    >汗や変色が残る場合は、それ以上さわらないで専門店に依頼しましょう。
    >水での作業は家庭ではかなり難しいと言えるからね。

    と仰っていましたが、
    汚れには油性と水性2種類があり、性質も落とし方も違うという事なのですね。
    では、油性のシミ、水性のシミにはどんなものがありますか?
    素人でも分かる、見分け方などあるのでしょうか?


     そうだね。では、油性のシミと水性のシミの見分け方を説明しましょう。
    よく注意すると次のような違いが見えてきますよ。

    油性のシミは周りがぼやけます。

    水性のシミは周りがくっきりしています。そして生地を斜めにして角度を変えれば薄く見えます。もしくは見えなくなることもあります。


     油性のシミと水性のシミ、見分け方があるんですね。
    そういえば、着物で出席した披露宴の帰りに雨に降られたことがありました。
    建物から車へ移る際のわずかな間だったのですが、
    雨粒の当たった跡がくっきりシミになっていました。
    これが、水性のシミの特徴なんですね!

    反対に油性は周囲がぼやけているんですか。
    なるほど。よし、今度からよく意識して見てみよ〜。


     そう、注意してみて見てね。
    小夏さんが経験した、雨粒の当たった跡のシミは、「ウォータースポット」と言われる水型だね。
    正面からは濃く、斜めからは白っぽく、きらきらと見え方は変わります。
    これは濡れた箇所だけが収縮することによって起きる光沢異常なんだ。
    細かい水霧や蒸気を当てることで消えるけれど、
    家庭での手動式霧吹きでは水滴が荒いため、新たな水型が付いてしまう恐れがあるんだよ。

    そしてもう1つ。油性、水性両方が混ざっているシミは、その見え方も曖昧になります。
    食べ物のシミの多くがそうなんだよ。
    このような両方が混ざったシミの場合はベンジンで油分だけを落とします。
    そして次に水性分を落とすんだけど、これはプロに任せた方が良いね。


     水性のシミは落とすのが難しいんですか?


     うん。じゃぁ、水性のシミ落としが難しい訳を話しておこうね。
    水性のシミは水を使わないと落とせないんだよ。
    絹が水分を含んだ状態での摩擦は、スレを起こす危険度が高いんだ。
    だから、取扱いがとても難しいんだよ。


     そうなんですか!


     例えば食べ物や水のようなものがこぼれた場合、
    慌ててティッシュペーパーやハンカチなどで擦ったことはないですか?
    例えシミが落ちたとしても生地の表面が白くなった経験をお持ちの方も多いんじゃないかな。

    これがスレ
    スレ自体を直すことは不可能!!
    気をつけたいですね。


     この白くなるというのは、摩擦により出来た傷が
    光の加減でそのように見えるという事ですね。
    で、その傷はついてしまったら直らない!!

     水分+摩擦は要注意!!
    これを肝に銘じておかねば。


    次回は、「■4■ 摩擦における生地への損傷」です。



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    ■2■ 衿汚れの落とし方

    • 2010.06.14 Monday
    • 21:02
    JUGEMテーマ:着物 きもの

     

     小夏です。
    では今回は私の質問から始めますね。

    着物のお手入れ、着用の度にプロにお願いできれば良いのですが、
    自分で出来る範囲は自分でお手入れしたいと思う方も多いのではと思います。
    着用後、特に気になるのが襟元の汚れだと思うのですが、
    その最たるものはファンデーションでしょうか。


     その通り、衿の汚れの多くはファンデーションですね。
    しかし、体内から出る汗や脂肪分などが含まれていることも忘れないようにね。


     確かに!私たちの身体からは汗や脂肪分も出ますよね。
    衿汚れの主なものは、ファンデーション+汗や脂肪分という事ですね。
    襟汚れといえばベンジンが思い浮かびますが、これら全てベンジンで落とせますか?


     体内から出る脂肪分やファンデーションは油性のシミに分類されます。
    これら油性の汚れは、ご承知のとおりベンジンで落とせますよ。
    しかし、水性の汚れである汗はベンジンでは落とせないんですよ。
    水性の汚れは水での作業が必要になるからね。

    では、ベンジンでの衿汚れの落とし方を説明しましょう。
    巻き藁
    用意するものは、綿の柔らかい布とできればブラシ。
    プロは「巻き藁」(画像の専用ブラシ)を使うけれど、
    ご家庭では歯ブラシ(硬く毛先が平ら)がいいでしょう。




    では手順です。


    ベンジンで濡らして行くまず布にベンジンを含ませて衿を濡らします。
    その際、汚れ部分だけではなく、
    衿の隅々まで濡らすこと。
    衿全体を濡らすのは輪ジミを付けないため。

    適量を超えると衿からハミ出して輪ジミの原因になるから注意
    もしハミ出た場合は十分にぼかしておくこと。



    ブラッシング次に歯ブラシにベンジンをたっぷりしみ込ませ、汚れ部分を洗います。
    そして素早くふき取りながらぼかしていきます。


    ブラッシングは衿の向きに沿って行うこと。
    生地に対して縦方向が原則です。

    コツは狭い範囲内で多量のベンジンを使うこと。
    ベンジンの量が少ないと生地への摩擦が大きくなります。


    それから、洗い作業とぼかし作業は常に同時進行だということを意識してね。
    ドライヤーで乾燥
    乾かし方は旗がなびくように衿を振ります。
    ヘアドライヤーを使う場合は、必ず冷風で周りから乾かすこと。



    汗や変色が残る場合は、それ以上さわらないで専門店に依頼しましょう。
    水での作業は家庭ではかなり難しいと言えるからね。



     景先生。衿汚れの落とし方、ありがとうございました!
    ベンジンをたっぷり使うことが、生地を傷めないコツなんですね。
    狭い範囲内で、たっぷりのベンジン。
    けれど、衿からはみ出ない様に!ですね。
     ぼかす・・・というのは慣れるまで大変そうだなぁ。
    回数をこなす事が1番でしょうか。


     もちろん。何でも慣れることが大切でしょうね。
    ということで、ご家庭で出来ること、つまりベンジンで落とせる範囲は、
    ほこりなどの薄汚れや簡単な油汚れ程度になります。

    例えば化粧品ではファンデーション。
    同じく油性でも口紅の場合、色素の濃いものはベンジンで落ち切らないかもしれません。
    そのような濃い口紅やマニキュアなどは、溶解力の強いシンナーが必要になりますから、
    ご家庭で出来る範囲を超えてしまうんですよ。


     なるほど。
    油性でも色素の濃いものはベンジンでは落ちきらないんですね。
    あぁぁぁ。 マニキュアだなんて、怖い怖い!!
    着物についてしまったら、私は絶対怖くて触れないです。
    先生の仰るとおり、プロに任せますとも。
    先生!もしついてしまったら、お願いしますね!
    (って、私マニキュア殆ど使いませんが)



     では最後にベンジン使用についての注意事項です。

    ベンジン使用の際の注意事項
    気化したベンジンは空気より重く、ガスは床に溜まります。

    もしも火がつけば一瞬に部屋は火の海です。
    ガスが溜まらぬよう扇風機などで部屋から掃き出しましょう。
    ドライヤーのスイッチ操作は着物より高い位置で行ってください。
    火花をガスに引火させないためです。
    コンセントなどからの火花についても注意を怠らないようにしましょう。
    静電気の発生を防ぐために部屋を乾燥させないようにも心がけてください。
    ガスは人体にも有害です。吸い込まないように気をつけること




    次回は「■3■ 油性と水性、シミの違い」です。


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    ■1■ 間違った情報

    • 2010.06.12 Saturday
    • 23:09
    JUGEMテーマ:着物 きもの


    それでは『Dr.景のきものメンテナンスQ&A』スタートです!


     では小夏さん、市販のしみ抜き剤とか使ったことはありますか?
    私は本職ですから、そのようなものは使ったことはないのでよく知らないのですが。



     シミ抜き剤ですか?
    あはは。そうですよね。本職は使わないですよね。
    便利そうだなぁ・・・と思って見た事はありますが、私は使った事ないですね。
    シミ抜き剤で、何か問題でも?



     いや、その市販のしみ抜き剤を使って失敗した衣類が
    当社によく持ち込まれるんですよ。




     えぇ〜そうなんですか。
    シミ抜き剤での失敗って、どんなのでしょう?




     失敗の例の殆どは、シミが落ちきらず、シミ抜き剤の液も生地に残ったまま。
    絹の着物の多くは白くスレてしまっています。
    上手く直る場合は私共に持ち込まれませんから、失敗例しか分かりませんが…




     確かに。(笑)上手く直れば先生の所へは持ち込まれませんもんね。
    なるほど〜。付いてしまったシミだけでなく、
    シミ抜き剤の液まで新たなシミになってしまった状態なんですね・・・。
    それに、スレまでですか・・・。




     先日持ち込まれたのは、高級ブランドの白のジャケット。
    レストランで食事の際、ソースが前身頃に飛んだとか。
    お店側は「これでシミは消えます」と、手馴れた感じで
    用意してあったしみ抜き剤で対処してくれたというのです。

     私が拝見したところ、ソースの周りに何やら大きな液体のシミ。
    結局、そのシミ抜き剤を落とすことが余分な作業になった訳です。




     あ!そのソースの周りの大きなシミが、シミ抜き剤のシミという訳ですね?
    そうですか・・・。シミ抜き剤を使わなければ、ソースのシミ抜きだけで済んだものを、
    よりシミ抜きの作業を複雑にしてしまった訳ですね。

     でも、まさか”シミ抜き剤”自体がシミになるとは思わないですよね・・・。
    私も盲点でした!




     そう、シミ抜きは科学であって”おまじない”ではないのです。
    効率よく確実にシミを抜くには、
    まず繊維やシミの性質を知る必要があるのです。




     そうですよね。先生のようなプロが綺麗にシミを消す事が出来るのは、
    生地(繊維)やシミの性質、またそれを落とす為の薬剤の性質を
    よく理解されているからですもんね。
    これがあれば魔法のようにシミを消せる、なんてものは存在しない訳ですね。




     小夏さん、いかがでしょう?
    皆さんの大切な着物を少しでも長く着ていただけるよう、ここで私なりの
    「絹の着物のシミ落とし」について、少しずつでもお話させて頂こうと思うのですが。




     はい!もちろんですとも!!
    そのための
    『Dr.景のきものメンテナンスQ&A』 ですもん。



     では流れとして、安全にご家庭でできる手当てと外出先での応急処置。
    我々プロが「素人が触ると直らなくなる」という理由などを話していきましょう。
    そして表には出ない、制作者側しか見えない染め工程の裏事情などもいかがですか?




     え?制作作者側からしか見えない裏事情ですか!?
    なんだか面白そうですね。興味津々です。(笑)
    お手当てや応急処置も嬉しいですね〜。
    ぜひぜひ、教えて下さい!!!




    次回、「■2■ 衿汚れの落とし方」へつづく・・・



     

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    Dr.景です。

    • 2010.06.01 Tuesday
    • 08:00
    JUGEMテーマ:着物 きもの


     

    バトン受け取りました。

    まずは自己紹介です。

    染色補正業に従事し始めたのは1965年。もう半世紀以上になります。

    あっという間でびっくりしますね。 (詳しくは profile を)

    染色補正業とは
    染物や織物の製造過程で起きた難(なん)を直す仕事のことです。
    一般にはあまり知られていませんが、
    着物作りの影として、なくてはならない工程なのです。
    と、同時に着用後のメンテナンスでの需要も多く、言わば着物のドクターかもしれませんね。

    この度、小夏さんからの呼びかけでこのようなブログを開設するに至りました。
    このような私ですが、少しでも皆様方のお役に立てればと思っております。

    どうぞ、よろしく。

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